
北海道内視鏡外科研究会を2011年6月18、19日に函館で開催させていただきます。
1991年に始まった日本内視鏡外科研究会に遅れること4年、
関連する地方団体として北海道は他に先駆けて1995年6月に、
第1回研究会は現代表世話人の奥芝俊一先生を当番世話人として開催されました。
今回は第17回めの研究会となります。
例年はほぼ札幌で行われてきましたが、
函館で勤務する私が担当することで今年は7年ぶりに札幌を離れ、
しかも初めて道央圏からも遠く離れて函館で開催させていただくことになりました。
当番世話人の大役は、自称肝胆膵外科医である私が教室の垣根を越えて教えていただき、
先日急逝の訃報に涙した、前代表世話人の故近藤哲教授より2年前に御指名を受け、
世話人会で決まったものでした。
私事ながら1990年の腹腔鏡下胆嚢摘出術の動物実験にはじまる内視鏡外科との
深い関わりの一区切りとも感じています。
そして初めて道央から離れた開催、など色々な事情から、
本研究会を成功させなければないという覚悟で臨んでおります。
今回は会場を函館ベイエリアのど真ん中に設定し、
本研究会では初めて2日間にわたる開催となりました。
全北海道の医師、看護師、臨床工学士ほか関係の皆様、
忌憚のない活発な御討論と日常診療から解放される時間・空間を求めて、
是非とも函館にご参集いただきますよう心よりお願い申し上げます。
2011年2月9日
第17回北海道内視鏡外科研究会当番世話人
倉内 宣明
(市立函館病院消化器病センター消化器外科主任医長)
© 2011 The 17th meeting of Hokkaido Endoscopic Surgery.